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Amazon CloudWatch 完全ガイド|AWS 監視の中核サービス
Amazon CloudWatch は AWS の統合監視サービス。メトリクス・ログ・アラーム を一元管理し、リソースのパフォーマンス監視・障害検知・自動対応を実現する。AWS のすべてのサービスがネイティブに CloudWatch にメトリクスを送信し、運用の中核基盤とな...
AWS のメトリクス・ログ・アラームを統合する監視サービス。AWS 運用の中核。
1. 概要(端的に)
Amazon CloudWatch は AWS の統合監視サービス。メトリクス・ログ・アラーム を一元管理し、リソースのパフォーマンス監視・障害検知・自動対応を実現する。AWS のすべてのサービスがネイティブに CloudWatch にメトリクスを送信し、運用の中核基盤となる。
2. 何ができるか
- メトリクス収集:CPU・メモリ・ディスク・カスタムメトリクス
- ログ集約:CloudWatch Logs
- アラーム:しきい値超過時の通知・自動アクション
- ダッシュボード:可視化
- ServiceLens:分散アプリのパフォーマンス可視化
- Container Insights:ECS / EKS の高度監視
- Lambda Insights:Lambda パフォーマンス
- Application Insights:アプリ全体の異常検知
3. 特徴
| 観点 | 特徴 |
|---|---|
| 追加料金 | メトリクス・ログ・ダッシュボード別 |
| 無料枠 | 多数の基本メトリクス |
| 保持期間 | メトリクス:15 ヶ月 / ログ:任意期間 |
| 粒度 | 標準 60 秒、詳細 1 秒 |
| 多リージョン | リージョン単位(クロスリージョン可) |
主要機能の関係
- CloudWatch(本体):メトリクスダッシュボード
- CloudWatch Logs:ログ収集・分析(別ノート)
- CloudWatch Alarms:アラーム(別ノート)
- CloudWatch Synthetics:合成監視
- CloudWatch RUM:実ユーザー監視
4. 仕組み
CloudWatch は すべての AWS サービスからメトリクスとログを継続収集し、ダッシュボードや API で可視化・分析する。
主要メトリクス例
- EC2:CPUUtilization・NetworkIn/Out・StatusCheckFailed
- RDS:CPUUtilization・DatabaseConnections・FreeStorageSpace
- Lambda:Invocations・Duration・Errors・Throttles
- ALB:RequestCount・TargetResponseTime・HTTPCode_Target_5XX_Count
カスタムメトリクス
import boto3
cw = boto3.client('cloudwatch')
cw.put_metric_data(
Namespace='MyApp',
MetricData=[{
'MetricName': 'OrdersProcessed',
'Value': 100,
'Unit': 'Count'
}]
)
5. ユースケース
ユースケース 1:本番システム監視
EC2・RDS の基本メトリクス監視。
ユースケース 2:アラート設定
CPU > 80% で SNS → Email / Slack。
ユースケース 3:ダッシュボード
事業 KPI(注文数・売上)を可視化。
ユースケース 4:オートスケーリング
メトリクスベースで EC2 自動増減。
ユースケース 5:障害検知・調査
ログ Insights で異常パターン抽出。
6. 関連用語
- CloudWatch-Logs — ログ機能
- CloudWatch-Alarms — アラーム機能
- EventBridge — イベント駆動代替
- X-Ray — 分散トレース
7. 関連サイト
🎓 試験での出題傾向
| 試験 | 重要度 | 主な出題パターン |
|---|---|---|
| CLF | 高 | 監視サービスの概念 |
| SAA | 高 | 監視・アラート設計 |
| DVA | 高 | カスタムメトリクス・Lambda 監視 |
| SOA | 高 | 運用全般(最頻出) |